音楽との出会いをつらつら思い出すと・・・、待て、カフェのブログってこんなんでいいんだっけ?もっと日常の小さなことをおしゃれな文体で小粋に綴っていくものでは???まあ、そういうのも照れるので心優しくお暇な方はお付き合いのほどを。

気を取り直して音楽との出会い。あれは小学校5年生のときだったか、お小遣いを貯めてステレオラジカセ(SONY ZILBAP)というものを買った。今じゃ当たり前のことかもしれないけど「ラジカセでステレオだって!」の時代。初めて電源を入れNHK FMを選局した瞬間、オーケストラのブオーンという音の塊が左右のスピーカー(しつこいようだがステレオだし。当時ラジカセのスピーカーはフルレンジ一発がふつう)から飛び出した。正確には間違えてバランスを右に振り切っていたので右スピーカーからだったけど、改めて左右のスピーカーから出た音に二度びっくり。「いい音だ~」と、ぐさっと胸にささり音楽に目覚めていくことになる。ほんとのところは、それよりもさらに1年くらい前から年上の姉の影響で洋楽を聴き始め、兄のお古の短波も聴けるナショナルのラジオでKISS, Queen, Aero Smith、アバにイーグルス、とせんだみつおのDJの番組で聴きまくっていた。ラジオから流れる♪ダンシング・クイーンはAMラジオの音質なのにほんとうに煌めいていたし、キッスの「ハードラック・ウーマン」のギターの弦の軋みは生音のように聴こえた。音楽にはまって、鼓膜から聴覚細胞に届いてからいろいろ脳内変換されて最高の音になっていたんだと思う。そんなだからステレオラジカセの音は本当に衝撃で、ますます音楽にはまっていくことになる。長くなるので続きはまたこんど(続くのか?)

#ほんとに蛇足に長靴だけど、DJとしてのせんだみつおはなかなか素晴らしく、「サンタエスメラルダは永遠に不滅です!」から続く「悲しき願い」の流れは最高だった。